【東洋医学】ストレス(3)

こんにちは、わしだです。

本ブログでは、様々な切り口を通して

「東洋医学とは何か?」をまとめています。

今日は、ストレス(2)の続きです。

前回は、生命のバランスについて考えてみました。

東洋医学はバランスを大事にする医学です。

ストレス感情は、度が過ぎると体調を損ねますが、

だからといって、自然な感情を無理に抑え込んでしまうことも良くありません。

ではどうすれば良いのか、というと、

感情のコントロールも大事なのですが、

もっと大事なのは、感情のメカニズムに目を向けること、

つまり、

感情が沸き起こった「わけ」に目を向け、

それを知ることが大事、という話でした。

今日は、

具体的な感情のメカニズムの話に入る前に

ストレスマネジメントについて考えてみます。

ストレスマネジメントについて

ストレスマネジメント(ストレスへの対処)についてですが、

ただただ、とにかく嫌な感情を減らす、無くす、

だけで終わるものではなく、

最終的には問題の解決につながること、

これが本当のストレスへの対処だと考えています。

問題とは、平たくいうと「悩み」です。

では、

悩みの解決、というのはどういうことかというと、

自分が変化し、状況は変わらずとも悩まなくなった、

つまり、悩みが悩みでなくなった、

あるいは、

自分が変化することで状況が変化し、悩みが消えた、

これが悩みの解決です。

いずれにしても、

悩み(問題)の解決とは、

自分の状態が変わること、そしてそれによって

悩みが消えること、

そして、自分と自分の周囲も含めて

調和が取れた状況(バランスの取れた穏やかな状況)に自然と向かっていくこと、

といえます。

ところで、

ストレスを感じたときに、

感情を落ち着かせることはとても大事なことですが、

それは

生理現象ともいえる自然と沸き起こる感情を抑制してしまうこと

と紙一重です。

感情の無理な抑制は、

ストレス感情によって身体を壊すことと同じように

自然本来の働きを抑制することなので、

身体を壊してしまいかねません。

そして、

ややもすると、

嫌な感情を忘れさせてくれるような「楽しいこと」を探すようになります。

それは、ストレス解消、リフレッシュ、と言えば聞こえはいいですが、

過度になれば、問題が新たに生じてくることにもなります。

ほどよい「楽しいこと」であればよいのですが、

「やけ食い」や「度の過ぎた飲酒」など、

「楽しいこと」がいつの間にか、

「憂さ晴らし」になってしまうと

問題の解決どころか、新たな問題を作り出してしまうことになりかねません。

感情には「わけ」が必ずあります。

心身一如といわれるように

身と心は、ひとつです。

心の状態が体調へ結びつきますし、

体調が心の状態へも当然結びつきます。

心の問題は、心だけで考えても足りないですし、

身の問題は、身だけで考えても足りません。

心身ひとつで考えることが大事です。

かけがえのない尊いひとつの「いのち」としての身と心、

として考えることが大事です。

感情とはこの「いのち」が作り出しています。

ですので、悩みの解決のためには

ストレス感情の「わけ」に目を向けることです。

それは「いのち」に目を向けることにもなります。

そして、それが悩みの解決へ向かう大きな一歩になります。

〜次回へ続きます〜