【東洋医学】いのち(4)

こんにちは、わしだです。

本ブログではいろいろな切り口を通して

「東洋医学とは何か?」をまとめています。

前回、いのち(3)の続きです。

今日は、陰陽思想の法則のひとつ

「ニコイチの法則」です。

暑さ寒さというのも、

永遠に一定の温度であれば、暑いも寒いもありません。

極端な例えになりますが、

日本は、戦争がなく平和な国ですが

もし、この世が戦争がない、争いがない世界であったら

果たして「平和」と「戦争」という言葉が生まれるでしょうか。

戦争という争いが、残念ながら絶えず常に存在するからこそ、

平和、という意識が生まれ

平和を望む意識が生まれます。

もともと争いがなければ、平和という言葉も

平和を望む意識も持つ必要はありませんね。

逆にいえば、

平和という考え方がある、ということは

戦争という考え方、争いが存在する、ということになります。

世界情勢を見た時に、

争いがある地域も平和な地域もあるでしょう。

平和な地域にも、

国と国とが争うような争いはないかもしれませんが、

会社間の争い(ビジネス競争)もありますし、

個人間の争いも当然あります。

そして同じように個人間の平和もあります。

このように争いと平和という2つの見方で

「ひとつの世の中」を分ける。

あくまで世の中はひとつです。

でもその中に、争いと平和という状況があります。

望むべくは、全てが平和であること、はもちろんですが、

ここでは、

一つの世界の中を見る見方として、

正反対の両面が存在する、という例として挙げました。

だから、陰だけ、陽だけ、というのは有りえず、

あくまで、ひとつの世界を見るときの見方です。

ですから、

陰と陽は2つで1つ。

陰と陽は、お互いが全く関係ない別々のもの、ではありません。

あくまでひとつです。

陰陽2つでひとつ、

そして、この2つは、必ず裏と表、上と下のように正反対になります。

物事は全て陰と陽で分けられる、とよく言われますが、

分ける、というと、

例えば、この世界(自然界)は「天と地」という陰陽に分けられます。

天は陽であるため、上ともいえますし、空間ともいえますが

地が陰で、地面だとすると、地面から上は全て天だといえます。

もともと、天というものと、地というものがあって、

それが組み合わさったのが、世界である、というわけではなく、

もともと世界はあって、

そのひとつである世界を陰と陽という見方で見た時に

地は陰、天は陽として、

地面と空間という風に分けた、ということになります。

これが2個で1個、陰陽思想における

「ニコイチの法則」です。

〜次回へ続きます〜