【東洋医学】いのち(5)

こんにちは、わしだです。

「東洋医学とは何か?」をまとめています。

前回、いのち(4)の続きです。

前回までは陰陽思想についてでした。

今回は、天人合一思想です。

これはその名の通り、

天(自然界)と人は一緒の存在であるということです。

一緒の存在というのは、

人は、天(自然界)の縮図であり、

自然界と同じ構造を持っていて、

その営みも天(自然界)と同じであると考えます。

天と人は切っても切り離すことのできない関係です。

例えば、

自然界には川があり、川の水が常に流れているように

人にも川があります。

人の川は、血液の流れ、これを東洋医学では「脈」といいます。

川の水は血液になぞらえており、これを東洋医学では「血」といいます。

また、水分が多いところ、

これは東洋医学では海に例えられているので

「海」といいます。

また、

天の恵みと地の恵みによって

人が生命を保っている、ということは

人は、天から受け取ったもの(=空気)、地から受け取ったもの(=食物)、

で生きている、といえます。

言い換えれば、

自然界(天地)は人と別のもの、ではなく、

自然界(に存在するもの)が姿形を変えて、人間の中へ移ったとも言えます。

つまり、

人は自然界のエッセンス(=酸素や水や栄養素)で生きており、

人の生命は、自然界のエッセンスだけで出来ています。

人は自然界そのもの、です。

このように、

自然界を観察し、自然の一部である人間にも

同じような構造であったり、営みがある、とするのが

天人合一思想です。

人は自然界と同じ存在であり、

自然界の縮図が人である。

という考え方です。

昔の人々の目には

現代の環境問題はどのように映るのでしょうか。

〜次回へ続きます〜